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おいしいキャベツの選び方|大阪のお好み焼き専門店 陽風み

2019-04-13

おいしいキャベツの選び方をお伝えします。
ご家庭でお好み焼きを焼こうと思われた時、キャベツの購入されると思います。その時にちょっとした事を知っているといいキャベツ、おいしいキャベツを選ぶことが出来ます。そのあたりを簡単ですがご案内いたします。また、このページの最下部におまけと称してあまり見ることの無いキャベツの写真がありますのでご覧になって下さい。
おいしいキャベツの選び方

おいしいキャベツ選びは重さ、巻き(硬さ)、色、艶、形、裏の切り口が白っぽい物

他にもありますがご家庭でお好み焼きなどに使われるキャベツ選びはこれくらいのチェックでおいしいキャベツが選べます。あまり神経質になられることはありません。あくまでも目安として下さい。スーパーなどで販売されているキャベツがここで紹介する選び方以外の物であってもおいしいキャベツもあります。目の前で販売されているキャベツの中で「いいものがほしいな」といった程度で参考にして下さい。

おいしいキャベツの選び方、重さについて

キャベツの重さについて
それではおいしいキャベツの選び方の重さについてですがこの判定は手に持った時にずっしりと重いことです。簡単に言いますと重たいキャベツです。でも重たいキャベツを選ぶのはなかなか難しいです。
ではどうやって選ぶのでしょうか?要領としましては、
目で見て重そうなキャベツを選ぶのではなく、実際に何個かを手で持って選びましょう。
手で持つ時は、キャベツを持つ前に何か重い物を持っていた手で持つとどのキャベツを持っても軽く感じてしまいます。そんな時は1分から2分程度何も持たなかった手でキャベツを持ちましょう。
また、あれこれと選んでいると重さの感覚がなくなってきますので、こんな時も1分~2分程度の少し時間をあけて重さを選別しましょう。こうすることでしっかりと巻きのいいキャベツを買うことができます。
ご注意
一年の中で特に梅雨時分に収穫されたキャベツは水分を沢山含んでいてどれを持ってみても重いです。こういう時はキャベツの根の部分を下にして両手で持ち親指で押さえてみて硬いキャベツを選んで下さい。以上のことを気にかけて購入されるとおいしいキャベツを買うことができます。

おいしいキャベツの選び方、巻き(硬さ)について

硬いキャベツ
おいしいキャベツの選び方の巻き(硬さ)についてですがキャベツはしっかりと巻きがよく硬いものがいいです。この巻き、硬さを選ぶには上にも書いていますがキャベツを両手で持って根を下方向にして親指でキャベツの上を押さえると分かります。巻きがいい物は反発がよくてへこみませんが、巻きが良くない物は沈みます。これで巻き(硬い)がいいキャベツを選ぶことが出来ます。
もうひとつの方法はキャベツの根の部分を上にして中指で根っこ(芯の部分)を弾くようにするのです。そうした時、コン、コンという音、かるいひびき音のものは巻がいいキャベツです。どこかこもった音の場合、ぼそ、ぼそというような音の場合はあまり巻きがよくありません。
巻きがいいキャベツは巻きがゆるいキャベツに比べて千切りやざく切りにした場合にボリュームの差が出ます。

おいしいキャベツの選び方、色について

おいしいキャベツ
おいしいキャベツの選び方の色についてですがこれは「深い緑色!」または「濃い緑色!」のキャベツがおすすめです。キャベツの色は季節や産地によって色合いが変わってきますが季節や産地に合わせた深い緑色、濃い緑色を選べば間違いないと思います。
あまり良くない色としては薄黄色のキャベツや白っぽい色のキャベツは避けたほうがいいですが季節によっては白っぽかったり薄黄色っぽかったりするキャベツが出回っていることがあります。(お料理には何の問題もございません)
おいしいキャベツの選び方の写真ですがこれはキャベツ農家さんで店長自ら収穫中のキャベツです。キャベツの一番上の紫色の部分ですが、これは太陽光をいっぱい浴びて糖分が高くなりしっかりと甘味の乗ったおいしいキャベツの証です。このキャベツが理想のキャベツといえます。
ご注意
薄黄色や白っぽい色したキャベツもお好み焼きなどはもちろん、数々のお料理に使えます。

おいしいキャベツの選び方、艶について

理想のキャベツ
おいしいキャベツの選び方の艶についてはこれは見たままで、濡れているとか乾いているとかではなくて艶のことで「きらきら」したキャベツ、「ぴかぴか」したキャベツのことです。艶のあるキャベツは鮮度がいいと思ってもらって間違いないでしょう。この写真のようなキャベツならご家庭でおいしいお好み焼きが焼けます。

おいしいキャベツの選び方、キャベツの形について

丸いキャベツ
キャベツの形についてはキャベツを上から見たとき丸い物を選びます。まん丸ではなかったら出来るだけ丸い物を選びましょう。ですがキャベツの殆どは上から見ると丸いのでどれでもいいと思います。
ここからがキャベツの形についての本題です。
キャベツを横から見たとき楕円(だえん)状の形をしたものがいいです。これには理由がありますので後でお話します。横から見たときもまん丸のキャベツはより繊細なカットには手間がかかったり、切りにくかったりします。また、季節により上から見ても横から見てもまん丸でボールのようなキャベツばかりの時期があります。こんな時は上からも横からもまん丸のキャベツを購入しましょう。

楕円状のキャベツがおすすめの理由

楕円状のキャベツ
上から見てもまん丸で横から見たとき楕円状のキャベツがおすすめです。理由をひと言でいうなら「カットしやすい」これに尽きます。楕円状のキャベツは実に切りやすいです。陽風みの場合で申しますと大阪のお好み焼きのキャベツカット、広島焼きのキャベツカットどちらも楽に切ることができますし、そのうえキャベツの切り幅も安定して切ることができます。大阪のお好み焼きと広島焼きのキャベツの切り方はかなり違います。この調整がしやすいと言うことです。
キャベツの切り方でお好み焼きの味が変わりますのでとても大事なところです。

おいしいキャベツの選び方、キャベツの根のリング模様が薄い物

キャベツのリング模様が薄い物
おいしいキャベツの選び方でキャベツの根のリング模様が薄い物ですが、キャベツの収穫時は根の部分をカットしてみると殆ど「白色」か「薄い薄い黄色」をしていて切り口全体が一色で殆どが白いです。
キャベツの裏の根の部分が白い物を選びましょう。収穫から日にちが過ぎると根の部分にリングのようなものが現れていたり、切り口が茶色や黒色、鼠色だったりします。この根の部分の色ですが行きつけのスーパーなどで販売されている白色以外のキャベツも何の問題もなくお料理に使用できます。

おいしいキャベツの栄養成分

おいしいキャベツの栄養成分ですが体にいいと言われる成分が沢山あります。その中の少しをご紹介します。
・ビタミンU=ビタミンUはキャベジンと呼ばれ抗潰瘍作用があり潰瘍の予防や治療に高い効果がある。
・ビタミンK=骨の形成、血液の凝固促進に貢献。
・ビタミンC=疲労の回復、風邪の予防、肌荒れなどに効果があると言われています。
他にはカルシウム、リン、カリウム、マグネシウムなどのミネラル分が多い。
さらに、「癌」の予防効果もあると言われています。キャベツを大切に大事に頂きましょう。

おいしいキャベツの選び方、まとめ

以上がおいしいキャベツの選び方です。上に書かせていただいたことを意識してキャベツを購入されるとお好み焼きなどキャベツのお料理がより楽しくなると思います。またキャベツは体にもかなりいいので定期的に採るようにしましょう。キャベツは栄養豊富な万能野菜です。

おまけ|キャベツの本当の姿を見た事がありますか?

キャベツ全体の姿
これがキャベツ全体の姿です。あまりご覧になったことはないのではと思います。
1番が普段よく目にするキャベツの部分です。
2番が茎のような部分ですがここは普段よく目にするキャベツを包んでいる外側の葉っぱが付いていたところです。私たちが食べるキャベツを守っていてくれる葉っぱといっていいのではと思います。
3番は ご覧のとおりの「根」です。
当然ですが根の部分は土の中にあります。根から上の茎のような部分から上が地上に出ているキャベツで。このような形、姿はあまりご覧になられないと思い公開しました。
この写真もお好み焼き専門店 陽風みの店長がキャベツ農家での収穫の際撮影した物です。
土に触れて、キャベツに触れてみて、人は自然環境に密接にかかわっていると気づかされました。


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